2014年 09月 21日
CB祭り!
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みなさんチョメっす!
ビーボックスのMAD☆DOG・フタキでぇ~~~ッス!!!
毎年8月にアメリカで開催されているデイトナのブリーダーズエキスポも有名ですが、
最近じゃ年に数回ドイツで開催されているテラリスティカ・ハム、通称ハムショーも
かなり有名ですよね。ヨーロッパをはじめとした世界各地の有名ブリーダーが生体を
持ち寄ってるわけだから、さぞかし盛大なイベントなんでしょうね。
で、我等がビーボックスにもハムショー便をはじめとした美しいCB達がチョロっと入荷!
それでは早速イってみよーーーッ!!!!!!
その1.ミドリガストロカナヘビ
Gastropholis prasina
和名はミドリソバハラカナヘビって言いますが、一般的にはミドリガストロカナヘビと
呼ばれていますね。タンザニアとケニアの局所に分布する激レア樹上性種。何が
そんなにレアかというと、過去にビーボックスへ入荷したマダガスカルのキノボリオビ
トカゲと同じように、こういったタイプの樹冠部に生息するトカゲってのは捕獲が非常に
難しいのです。追いかけられると巧みに木々を飛び回るように逃げるので、双眼鏡で
探し回って「あの木にいるぞ!」ってなった段階でその大きな木ごとネットをかけて
ゲットするんだとか。。。それだけでも大変なのに、さらに分布もきわめて局所的。
タンザニアから爬虫類の輸出は一般的にありますが、2009年になるまで世界的に
このトカゲが流通しなかった理由はそこにあるのです。全身を絵の具で塗ったような
明るい緑色が覆い、最大全長も45cmとそこそこの大きさで迫力も兼ね備えており、
完全な樹上性カナヘビ特有の尾の使い方(長い尾はバランスを取るだけでなく枝に
巻きつけて手足のような役割も果たします)もマニア的にはものすごく魅力的!!
今回は若いペアが入荷しておりますが、体色はグリーンというよりはエメラルド色!
そしてCBだからなのか、目の前に手を差し出すとちょこんと飛び乗ってくるほど
人馴れしているのもベリーグッド!!撮影した直後でも何食わぬ顔してコオロギを
食べるくらいの図太さです。
あと、この素晴らしいトカゲを手に入れる人は、是非繁殖にチャレンジしてください。
完全な樹上性種である彼らは、卵を土中に埋めることはせず、樹洞に産卵して
メス親がそれを抱いて守るという習性を持っています。そんなに可愛らしい様子を
見られるんですよーッ!コイツはまさに樹上性カナヘビの最高峰だぜッ!!!
その2.テイラートカゲモドキ
Hemitheconyx taylori
ソマリアとエチオピアの国境付近に生息する激レアランドゲッコー。ソマリアって国は
現代でも海賊(ワンピースでもなく、パイレーツオブカリビアンでもなく、バリバリと
マシンガンを連射してくるようなリアルパイレーツです)が横行し、極めて治安の悪い
ところで、そんな国から爬虫類が流通すること自体が超レア。そして下の画像を↓
なんとなくおちょぼ口なのが分かりますか?それもそのはず、コイツらは野生下で
シロアリを主食にしているという変わり者。当然飼育下でコオロギに餌付けるのは
至難の業なんですが、今回入荷したペアはしっかりとコオロギを食ってます!!!
CBだからと言ってすんなりコオロギを食べるわけではないので、その辺の手間も
含めてレア度が高まってるわけですね~。それにしても、洋菓子のマカロンのような
皮膚感が何となく美味しそうでカワイイっす。
その3.オニタマオヤモリ
Nephrurus amyae
みんな大好きオニタマちゃん!鬼のように小さいタマの付いた尻尾を持つヤモリって
意味と思われがちですが(思わない?)、タマオヤモリの仲間としては鬼のように大きく
なりますよーというネーミングです。そして、ホントに結構大きくなりますが、大人に
なっても頭デッカチでカワイイんだよね~!繁殖はちょっと難しいけど、飼育は簡単
というところもある意味「イイ」ヤモリです。
その4.ナメハダタマオヤモリ
Nephrurus l. levis
オニタマにつづき、オージーゲッコーの銀閣とでも言うべきでしょうか。通称レビレビ。
亜種のピルバーレンやオキシデンタリスと区別するためにそう呼びます。
レビレビ自体の入荷も昔に比べるとだいぶ減った気がしますが、ピルバーレンとか
オキシデンタリスはもっと見なくなりましたね~。
砂を厚く敷いて、一部分を掘っても崩れないような硬さに湿らせて飼育するのが◎。
ぐんぐんとトンネルを掘るので、たまに出てきてるのを見ると癒されますよ~!
その5.ヒョウモントカゲモドキ ♀
ジャイアントスーパーブラッドposs.het.ラプター
Eublepharis macularius
ハムショー便でポツンとやってきたヒョウモントカゲモドキ。知る人ぞ知るスペインの
ブリーダーによる作出で、ブラッド(ブラッドサッカーじゃないよ)のスーパー体に
ジャイアントの要素を加えたもの、、、だと思います。ストライプ、ホワイトサイド、
ブラッド、エニグマ、ジャイアントのイイとこ取りをしたみたいにオトクな品種!美麗!
その6.ヒロオヒルヤモリ
Phelsuma laticauda
撮影時に緊張してしまったのか、金箔のような模様と明るいグリーンの対比がうまく
写っておりませんが、落ち着いた環境で飼い込めば英名"Gold Dust Daygecko"
の名に恥じない美しさを持ったヒルヤモリになります。低価格帯で小型のヒルヤモリ
では、コレが一番綺麗だと思うのはワタシだけ???ではないはず!
ハイ。
だいぶ前にこのブログで紹介した海外ドラマ「ブレイキングバッド」。紹介した甲斐が
あって、シリーズにどハマりした業界人が一人おりました。そして彼が先日オススメ
してくれた海外ドラマがコレ。
「ゲームオブスローンズ」っていう、いかにも日本受けしなさそうなタイトルだし、舞台が
中世ヨーロッパみたいな雰囲気?ワタシは見ないかな~。。。と思っていたところ、
タイミング良く友人が(強引に)「ゲームオブスローンズ」のDVDを貸してくれたのです。
ちょうど暇があったので、なんとなく見始めましたよ。
イギリスみたいな国が舞台になっていて、剣と魔法の世界かと思いきや、、、完全に
日本の青年誌でやってるマンガくらいの危なさ。そしてその描写もハンパねぇッ!
戦闘シーンはグロすぎて日本での放送時にモザイクがかかっちゃう勢いです。
エッチなシーンも多数あって、ポロリなんかは当たり前。当然モザイクが入ります。
北の城には「進撃の巨人」みたいな高さ200mの壁がそびえ、その向こうには伝説の
種族がいるとかいないとか…っていうファンタジー要素もあるにはあるんだけど、
基本的に物語の主軸となっているのは入り乱れる覇権争いと人間模様。
面白いじゃねーか。渋いけどイイよ、コレ。ダイアーウルフ飼いたくなっちゃうよ。
注)ダイアーウルフ↓
そして見ていて思うのは、このストーリーはまるで三国志のようだな~、と。
董卓亡き後、群雄が割拠し王座を狙う。知略に長けた者、勇気と義を持つ者、そして
天性の血脈を持つ者。まるで魏呉蜀の争いを中世ヨーロッパで再現しているみたい!
さらに、戦争が起きれば人が首をはねられ、政治は裏で糸を引くものがいて、人間は
裏切りと信頼の狭間で生きている様子を見ていると、現代の世界情勢と変わらないな、
とも思えるところが恐ろしい。。。ドラマの世界ならいざ知らず、せめて現実世界は
平穏無事に過ごしたいもんですねぇ。
それでは、次回のマッドドッグブログもお楽しみにーーーーーーーッ!!!!!
ビーボックスのMAD☆DOG・フタキでぇ~~~ッス!!!
毎年8月にアメリカで開催されているデイトナのブリーダーズエキスポも有名ですが、
最近じゃ年に数回ドイツで開催されているテラリスティカ・ハム、通称ハムショーも
かなり有名ですよね。ヨーロッパをはじめとした世界各地の有名ブリーダーが生体を
持ち寄ってるわけだから、さぞかし盛大なイベントなんでしょうね。
で、我等がビーボックスにもハムショー便をはじめとした美しいCB達がチョロっと入荷!
それでは早速イってみよーーーッ!!!!!!
その1.ミドリガストロカナヘビ
Gastropholis prasina
和名はミドリソバハラカナヘビって言いますが、一般的にはミドリガストロカナヘビと
呼ばれていますね。タンザニアとケニアの局所に分布する激レア樹上性種。何が
そんなにレアかというと、過去にビーボックスへ入荷したマダガスカルのキノボリオビ
トカゲと同じように、こういったタイプの樹冠部に生息するトカゲってのは捕獲が非常に
難しいのです。追いかけられると巧みに木々を飛び回るように逃げるので、双眼鏡で
探し回って「あの木にいるぞ!」ってなった段階でその大きな木ごとネットをかけて
ゲットするんだとか。。。それだけでも大変なのに、さらに分布もきわめて局所的。
タンザニアから爬虫類の輸出は一般的にありますが、2009年になるまで世界的に
このトカゲが流通しなかった理由はそこにあるのです。全身を絵の具で塗ったような
明るい緑色が覆い、最大全長も45cmとそこそこの大きさで迫力も兼ね備えており、
完全な樹上性カナヘビ特有の尾の使い方(長い尾はバランスを取るだけでなく枝に
巻きつけて手足のような役割も果たします)もマニア的にはものすごく魅力的!!
今回は若いペアが入荷しておりますが、体色はグリーンというよりはエメラルド色!
そしてCBだからなのか、目の前に手を差し出すとちょこんと飛び乗ってくるほど
人馴れしているのもベリーグッド!!撮影した直後でも何食わぬ顔してコオロギを
食べるくらいの図太さです。
あと、この素晴らしいトカゲを手に入れる人は、是非繁殖にチャレンジしてください。
完全な樹上性種である彼らは、卵を土中に埋めることはせず、樹洞に産卵して
メス親がそれを抱いて守るという習性を持っています。そんなに可愛らしい様子を
見られるんですよーッ!コイツはまさに樹上性カナヘビの最高峰だぜッ!!!
その2.テイラートカゲモドキ
Hemitheconyx taylori
ソマリアとエチオピアの国境付近に生息する激レアランドゲッコー。ソマリアって国は
現代でも海賊(ワンピースでもなく、パイレーツオブカリビアンでもなく、バリバリと
マシンガンを連射してくるようなリアルパイレーツです)が横行し、極めて治安の悪い
ところで、そんな国から爬虫類が流通すること自体が超レア。そして下の画像を↓
なんとなくおちょぼ口なのが分かりますか?それもそのはず、コイツらは野生下で
シロアリを主食にしているという変わり者。当然飼育下でコオロギに餌付けるのは
至難の業なんですが、今回入荷したペアはしっかりとコオロギを食ってます!!!
CBだからと言ってすんなりコオロギを食べるわけではないので、その辺の手間も
含めてレア度が高まってるわけですね~。それにしても、洋菓子のマカロンのような
皮膚感が何となく美味しそうでカワイイっす。
その3.オニタマオヤモリ
Nephrurus amyae
みんな大好きオニタマちゃん!鬼のように小さいタマの付いた尻尾を持つヤモリって
意味と思われがちですが(思わない?)、タマオヤモリの仲間としては鬼のように大きく
なりますよーというネーミングです。そして、ホントに結構大きくなりますが、大人に
なっても頭デッカチでカワイイんだよね~!繁殖はちょっと難しいけど、飼育は簡単
というところもある意味「イイ」ヤモリです。
その4.ナメハダタマオヤモリ
Nephrurus l. levis
オニタマにつづき、オージーゲッコーの銀閣とでも言うべきでしょうか。通称レビレビ。
亜種のピルバーレンやオキシデンタリスと区別するためにそう呼びます。
レビレビ自体の入荷も昔に比べるとだいぶ減った気がしますが、ピルバーレンとか
オキシデンタリスはもっと見なくなりましたね~。
砂を厚く敷いて、一部分を掘っても崩れないような硬さに湿らせて飼育するのが◎。
ぐんぐんとトンネルを掘るので、たまに出てきてるのを見ると癒されますよ~!
その5.ヒョウモントカゲモドキ ♀
ジャイアントスーパーブラッドposs.het.ラプター
Eublepharis macularius
ハムショー便でポツンとやってきたヒョウモントカゲモドキ。知る人ぞ知るスペインの
ブリーダーによる作出で、ブラッド(ブラッドサッカーじゃないよ)のスーパー体に
ジャイアントの要素を加えたもの、、、だと思います。ストライプ、ホワイトサイド、
ブラッド、エニグマ、ジャイアントのイイとこ取りをしたみたいにオトクな品種!美麗!
その6.ヒロオヒルヤモリ
Phelsuma laticauda
撮影時に緊張してしまったのか、金箔のような模様と明るいグリーンの対比がうまく
写っておりませんが、落ち着いた環境で飼い込めば英名"Gold Dust Daygecko"
の名に恥じない美しさを持ったヒルヤモリになります。低価格帯で小型のヒルヤモリ
では、コレが一番綺麗だと思うのはワタシだけ???ではないはず!
ハイ。
だいぶ前にこのブログで紹介した海外ドラマ「ブレイキングバッド」。紹介した甲斐が
あって、シリーズにどハマりした業界人が一人おりました。そして彼が先日オススメ
してくれた海外ドラマがコレ。
「ゲームオブスローンズ」っていう、いかにも日本受けしなさそうなタイトルだし、舞台が
中世ヨーロッパみたいな雰囲気?ワタシは見ないかな~。。。と思っていたところ、
タイミング良く友人が(強引に)「ゲームオブスローンズ」のDVDを貸してくれたのです。
ちょうど暇があったので、なんとなく見始めましたよ。
イギリスみたいな国が舞台になっていて、剣と魔法の世界かと思いきや、、、完全に
日本の青年誌でやってるマンガくらいの危なさ。そしてその描写もハンパねぇッ!
戦闘シーンはグロすぎて日本での放送時にモザイクがかかっちゃう勢いです。
エッチなシーンも多数あって、ポロリなんかは当たり前。当然モザイクが入ります。
北の城には「進撃の巨人」みたいな高さ200mの壁がそびえ、その向こうには伝説の
種族がいるとかいないとか…っていうファンタジー要素もあるにはあるんだけど、
基本的に物語の主軸となっているのは入り乱れる覇権争いと人間模様。
面白いじゃねーか。渋いけどイイよ、コレ。ダイアーウルフ飼いたくなっちゃうよ。
注)ダイアーウルフ↓
そして見ていて思うのは、このストーリーはまるで三国志のようだな~、と。
董卓亡き後、群雄が割拠し王座を狙う。知略に長けた者、勇気と義を持つ者、そして
天性の血脈を持つ者。まるで魏呉蜀の争いを中世ヨーロッパで再現しているみたい!
さらに、戦争が起きれば人が首をはねられ、政治は裏で糸を引くものがいて、人間は
裏切りと信頼の狭間で生きている様子を見ていると、現代の世界情勢と変わらないな、
とも思えるところが恐ろしい。。。ドラマの世界ならいざ知らず、せめて現実世界は
平穏無事に過ごしたいもんですねぇ。
それでは、次回のマッドドッグブログもお楽しみにーーーーーーーッ!!!!!
by b-box_rep
| 2014-09-21 17:57